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【中学受験】SAPIX(サピックス)の算数の勉強法(4年生、5年生)

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SAPIXの算数は1週間の授業で算数Aと算数Bがあります。

  • 算数Aは前週の復習
  • 算数Bは新規単元

SAPIXの算数はとにかくスパイラルで、何度も同じ単元が難易度をあげて出てきます。

4年生、5年生で勉強時間を多くとっていたのは、算数Bの復習。

1週間かけて復習し、次の週の算数Aの授業でやるデイリーチェックテストや授業前にやる基礎力定着テストで高得点をとることを目標にやってました。

目次

4年と5年の算数の家庭学習での勉強方法、先生から言われたことは全てやる!

途中入室だったので、とにかくSAPIXのシステムに慣れるまでは少々時間がかかりました。

こちらの記事で、入室テストに向けての取り組みと結果について書いています。

SAPIXに通い始めてまずやったことが、1週間の計画を立てることでした。

必ず守っていたことは、先生から指示された家庭学習は全て取り組むということ。

時間があればやってと言われるような問題にも取り組みました。

そうでもしないと、コースをあげることはできないと考えたからです。

それでなくても、10か月ほど遅れての入室でしたから、最初の数か月はしんどかったですね。

SAPIXの算数の勉強法。とにかくテキストを完璧に!

算数に関しては、4年生ごろには入試問題に挑戦というのがテキストの後ろに載っていたと思うのだけど、余力があるときには入試問題に挑戦もやっていましたが、余力がないときはやりませんでした。

やれないときの方が多かったですが(笑)

算数に関しては、先生から指示されていない問題があっても全て解きました。

そうはいっても、4年、5年はテキストに載ってる問題は全部やってこいという感じだったような気もするのですが・・・。

簡単な問題から、難しい問題まで全部解いていきました。(入試問題に挑戦は除く)

次の週に先生チェックがあるので、やっていかなければ当然叱られますから、解きなおしもきちんとやっていきました。

きちんと解けるようになるまでやり直しです。

先生からのアドバイスや一言がもらえるのをケンタは楽しみにしてたので、しっかりと解いてましたよ。

SAPIX算数の勉強法
  • 算数Aと算数Bのテキストをしっかりと復習する
  • デイリーチェックテストと基礎力定着テストの直し
  • 時間があれば秘伝の算数や塾技で類題を解く(4年・5年)

4年生や5年生のときは比較的時間があったので、算数のテキスト以外にも秘伝の算数を読んで問題を解いてみたり、塾技に載っている入試問題を解いたりもしていました。

こちらの記事では、中学受験の算数と理科の基礎固めにおすすめの塾技に関する情報を書いています。

【中学受験】SAPIXの算数の勉強方法、マンスリーテスト対策

1か月に1度のマンスリーテストはコースが変わるテストですから、気合が入りますよね?

マンスリーテストに向けた取り組みを紹介します。

基本的にはマンスリーテスト前の2週間ほどは通常よりも勉強時間が増えます(笑)

平常授業の家庭学習に加えて、テスト対策ですからね。

先生からはマンスリーテスト用の勉強はするな!と言われてましたけど、我が家ではやってました(^^;)

SAPIXの算数マンスリーテスト対策でやっていたこと

  • デイリーサピックスの復習(範囲内のテキスト解きなおし)
  • デイリーチェックテストの間違い直しを再度やる

マンスリーテストの2週間くらい前から、デイリーサピックスの2回目をやってました。

全問正解になるまで、しっかりとやります。

苦手な単元が範囲に含まれていると、この2回目のデイリーサピックスは結構時間がかかって大変なのだけど、やる価値はありますよ。

逆に、苦手な単元がないと2回目のデイリーサピックスはあっという間に終わります。

大抵の問題は2回目ということもあって、1回目ほど時間はかかりません。

あとは、デイリーチェックテストで間違えた問題を再度、解きなおしたり、秘伝の算数を使って復習もしました。

秘伝の算数は読み物としても楽しく、ケンタはよく使ってました。

中学受験で必要な計算力を強化するために取り組んだこと

SAPIXの算数の家庭学習で一番大変だったのは、計算コンテスト(計コン)です。

50問の計算問題がのっているのだけど、番号が大きくなるにつれて複雑な計算問題になります。

入室した当初、一番やるのを嫌がっていたのが計コンです。

公文やそろばんを習っていたわけでもなく、小さい頃から計算の訓練などしてこなかったので、計コンは大変でした。

とにかく時間がかかるんですよ。

どうにかしないといけないと思い、計算名人免許皆伝を買って参考にしました。


だらだら計算問題をやると、とにかく時間がかかるのでストップウォッチで時間を計りながら私と息子(ケンタ)で競争してました。

最初はもちろん、私の圧勝です。

それがいつの間にか、勝負にならないくらい差がつくようになってしまいました。SAPIXで鍛えられたのでしょうね。

頻出の計算(3.14の計算や分数を小数に変換など)は答えを暗記してましたよ。

5年生が終了するまでは、とりあえず計コンの勝負はやっていたと思います。

6年生になると、もう計コンはなくなるし、計算に時間をかけるのはもったいないので4年生、5年生までにしっかりとした計算力をつけておくことをおすすめします。

正確に、素早く処理できる計算力はとても重要です。

中学受験を考えているのであれば、小さい頃から計算の訓練はしっかりとしておくと、入塾したあとに役立つと思います。

我が家もやり直しができるのであれば、小さい頃から算盤(そろばん)を習わせたいです。

SAPIXの基礎トレは毎日やる!直しもきっちりと。

SAPIXでは毎月基礎力トレーニング(基礎トレ)が配られます。

ケンタは毎日、基礎トレには取り組みました。

まずは計算ミスやケアレスミスをなくす練習もかねて、時間がかかってもいいから満点をとることを目標にして取り組みました。

時間の目安は直しも含めて10分くらいでしょうか?

SAPIXに途中入室して間もなくは、おそらくもっと時間はかかっていた(15分くらい?)と思いますけど、慣れてくるころには5~10分程度で満点を取れるように取り組みました。

実際は、基礎トレですらケアレスミスで100点を取れないことも多くありますけど、直しまできちんとやって基礎トレは終了です。

基礎トレは入試直前の6年生の1月まで続きますし、解法を忘れる前に色んな単元の問題が出てくるので、ありがたいです。

組み分けテストやサピックスオープン(SO)の算数対策

我が家では、SAPIXの算数は配られたテキストをしっかりと全問解くことが最優先でしたが、範囲のないテストのときは市販の問題集も利用しましたよ。

年3回の組み分けテストやサピックスオープン(SO)などの算数の実力テスト対策として使っていたのがプラスワン問題集
日頃から少しずつプラスワン問題集をやって(既習範囲は小5の夏に終わらせておくとラク)、組み分けテストやSOなどの範囲のないテスト前には苦手な単元や間違えた問題を中心に復習してました。
プラスワン問題集は1冊で全単元の学習ができるし、6年に向けての算数の土台固めとして重宝しました。
もっち

SAPIXの算数は1冊のテキストにはなっておらず、使いづらかったので市販のテキストを利用しました。

SAPIXの算数の解説は不親切!どうしても理解できないなら質問教室か個別指導を利用しよう!

SAPIXの算数の解説ってとっても不親切だと思いませんか?

解説が丁寧に書かれてないことが多いのです。

基本的なことをしっかりと身につけておかなければ、答えを見ても理解不能になる生徒も多いだろうなと思います。

可能ならば親も一緒に勉強して教えてあげられるとよい

SAPIXの算数でわからないところは、可能ならば家の人がテキストの解説で省略されている部分を丁寧に教えてあげられると良いです。

我が家の場合は、5年くらいまではケンタ一人では理解できないこともありました。

そんなときは、私が説明していました。

5年の終わりくらいまでは、私も一緒に算数の勉強してましたよ(笑)

だから、我が家には私の勉強用に買った中学受験の算数の問題集がいっぱいあります(^-^;)

ケンタは使ってないけど、熊野先生の本は解説がとてもわかりやすかったですねぇ。

また、機会があれば紹介記事を書きます!

こちらは中学受験生を持つ親向けの本みたいで、算数の教え方のコツが書かれてあるようです。

家で教えるのが無理なら質問教室か、プリバードなどの個別指導を利用する

家で解説するのが無理ならプリバードなどの個別指導へ行くか、帰るのが遅くなるのを覚悟で質問教室に行くかですね。

でも、プリバードは生徒2人に先生が1人のようなので、マンツーマンで指導してもらう方がいいかなと思います。

おすすめは中学受験のプロの先生による指導です。

中学受験の算数って特殊ですから、プロの方が安心です。

今の課題は何なのか?を明確にし、 実際の授業を行う中で問題への取り組み方をプロの目線から分析して指導してもらえます。

中学受験にも対応した家庭教師のノーバスでは、無料体験学習を実施中。

 

教え方という技術面だけでなく、精神的な面でも健全で愛情あふれる指導をしてもらえます。

塾では精神的なケアを求めるのは不可能なので、家庭教師にサポートしてもらえるのは心強いです!

 

個別指導が無理なら、オンライン家庭教師という選択肢もあります。

自宅で勉強中に算数で分からない点をその場で解決できるというのは、かなりのメリットなので上手に活用したいですね。

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男子超難関校を目指すなら中学への算数がおすすめ

余力があれば、東京出版の中学への算数はおすすめです。(特に男子)

日々の演習では、毎月1つのテーマに沿ってその年の入試問題を中心に難易度の高い問題が掲載されています。

過去問に取り組み始める秋以降は時間がないので、中学への算数まで手が回らないかもしれませんが、5年生や6年生前半などの時間があるときに取り組むには最高の教材です。

他の教科もバッチリで、算数が本当に得意なお子さん向けですね。

余裕のある方はぜひ。

SAPIXの算数の勉強法についてのまとめ

4年生、5年生のときのSAPIXの算数の勉強法について記事にしました。

算数の勉強法のポイントは、SAPIXのテキストをきっちりとやりこむこと。

注意してほしいのは、やりこむといっても答えを丸暗記するのとは違いますよ!

答えを丸暗記しているようだと、5年後半から算数で苦戦するようになるので注意してください。

また、コースによっても解けないといけない問題は違うと思うので、先生の指示に従ってくださいね。

宿題として出された問題は、できるようになるまで何度も解きます。

あとは基礎トレや計コンもおろそかにしてはいけません!

しっかりと復習して、マンスリーテストで良い成績を取るようにすることを4年生や5年生の間は心掛ければいいと思います。

解法を忘れたとしても、また後で難易度をあげて同じような問題が出てくるので大丈夫。

こうやってスパイラルに難易度をあげながらSAPIXの算数の問題をこなしていくうちに、入試レベルの問題に知らず知らずのうちに対応できるようになっているのでしょうね。

入試でも算数の配点は高いですから、絶対に4科の中で一番時間をかけて取り組むべきです。

5年の割合や比は差がつきやすい単元と言われているので、使いこなせるようにしっかりと身につけてください。

入試本番で一番差が付く教科が算数ですから、中学受験では算数が得意だとかなり有利です。

こちらの記事で、中学受験算数が苦手なお子さん向けに克服方法を書いています。

こちらの記事では、SAPIXの国語の勉強法について書きました。

こちらの記事では、SAPIXの理科の勉強法について書いています。

こちらの記事では、SAPIXの社会の勉強法について書いています。

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