中学受験において、国語という教科には本当に苦労させられました。

 

女子に比べて精神的に幼い男子は国語が苦手な子どもが多いのでしょうか?

SAPIXではテストの結果に男子平均や女子平均も出るのですが、国語だけは女子平均が男子平均をいつも上回っていました。

 

4年生で途中入室したころは、Z会の中学受験コースを受講していたこともあってか、国語の成績は悪くはありませんでした。苦手ではなかったのですよ。

それなのに、国語で最後まで苦しむことになるとは…。

 

中学受験を通して一番失敗したと後悔しているのが、理科と社会をSAPIX生に追いつかせるために国語を犠牲にしてしまったこと。

 

途中入室で理科と社会の知識がほとんどない状態だったので、追いつくのに必死でした。

そこで、国語の勉強時間を削り、理科と社会に費やしてしまったのです。

 

中学受験では算数の学習時間は一番多く取らなければならないのですが、国語もおろそかにしてはいけなかったのです。

 

国語はできるようになるまで時間がかかる

 

10か月ほど遅れてSAPIXへ入室して、しばらくの間は国語の成績は良くもないけれども、悪くはないくらいの成績(偏差値で55~60の間)でした。

 

やらなくても、まずまずの成績だったこともあって国語は必要最低限の家庭学習、いわゆる宿題しかせずにケンタに任せっぱなしでフォローしていませんでした。

 

国語に時間をかける代わりに理科と社会を一生懸命やってしまったのです。

すると、時間をかけた理科と社会は成績は上がっていったのですが、国語は右肩下がり。

気付くと、4科で国語の成績が一番悪くなってしまったのです。

 

5年生になると、文章の難易度もあがるのでますます読めなくなりました。

ひどいときには偏差値は50を切るくらいまで国語の成績は落ちてしまったのです。

4年生の冬に入室して半年以内には4科で偏差値60を超えたのですが、今度は国語が足を引っ張ってましたね。

 

国語の読解は丁寧な家庭学習が必要。苦手であれば親が見てあげると良い

 

あまりにも国語の成績がよろしくないので、国語の読解を一緒にやるようにしました。

5年生の頃は、何となく読んで、何となく答えていましたね。

フィーリングで解いているのですよ。

 

フィーリングで解いてるから、読解ができるときと、できないときの差が激しいのです。

文章がケンタにとって読みやすいものであれば、偏差値は60を超える時もたま~にあるけれども、読みにくいものは偏差値は50ないときもあったりと乱高下していましたね。

 

国語の偏差値が50切ったときは、国語の先生から電話がかかってきましたよ(>_<)

何か、お困りのことはありませんか?ってね。

いつもケンタを見てくださっていた先生だったので、いろいろとアドバイスをもらいました。

 

でも、サピックスの先生って本当によく一人一人を見てるんだなと思いました。

サピックスって対応がドライだと言われてるみたいだけど、そんなことはないですよ。

 

先生にアドバイスしてもらったことを参考にして、いくつか参考書を買って読解のポイントを確認することにしました。

とにかく、適当に答えるのではなく、論理的に読み、根拠をもって答えなくてはならないのだということを何度も教えるしかなかったです。

 

国語は集団塾での授業ではしっかりと読めるようにはならないような気がします。

少なくとも、ケンタのように国語が苦手な場合は、家でマンツーマンでやらないと、読解はできるようになりませんでした。

 

国語は一度、しっかりと論的に読み解くということが身に付けば、どんな文章が出ても読み解くことができるようになると、さまざまな書籍に書かれています。

その域にまで達すると、もう国語の勉強にはあまり時間をかけなくても成績が下がることはほとんどないそうです。

 

国語が苦手なケンタの場合は、一緒に文章を読んで、読解の仕方を教えるのが効果がありました。

 
 

家庭での対応が難しい場合は、家庭教師にお願いするという手もあります。
国語の成績はなかなか上がらないので、家庭教師にお願いする場合は6年生などではなく、もっと早い時期からお願いした方がよいでしょう。

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受験国語で求められるものとは?

 

国語で求められるものは、

  • 文章を読む力
  • 設問を読む力

だと、井上先生の書籍である中学受験国語 文章読解の鉄則に書いてあります。

 

ケンタの場合は、精読ができていませんでした。

何となく読んで、何となく答えていたのです。

だから、まずは通読ではなく、精読することを心掛けるようにしてもらいました。

 

受験国語に役立つおすすめ参考書を2冊紹介します!

 

国語があまりにもできなさ過ぎて、いろいろな参考書や問題集を買ってみましたが、その中でも特に良かったと思える2冊の参考書を紹介します。

 

田代式 中学受験 国語の「神技」

田代式 中学受験 国語の「神技」

志望校はどの学校も少なからず記述問題があったので対策は必須。

記述が大半を占める学校もあったのですが、記述対策に最も役立ったのが田代先生の田代式 中学受験 国語の「神技」です。

 

この参考書は子どもが読んで理解するのではなく、親が読んで受験国語というものを理解し、子どもの記述を添削したり、解説できるようにするために使いました。

 

例えば、映像化して読むという章は非常にわかりやすかったです。

2005年の筑駒の入試問題であった三木露風の『赤とんぼ』の詩の読み解き方の解説は、子どもでもすんなりと理解できるものでした。

なるほど、国語ってこうやって読み解いていくものなのだとわかった気がします。

 

記述対策として、この本は1冊持っておいて損はないですし、国語では一番のおすすめ参考書です。

田代先生のような人に国語を教わることができると、国語の力はかなりつくのだろうと想像できます。

 

 

文章読解の鉄則
文章読解の鉄則

 

内容が濃く、この1冊をしっかりと身につければ物語文、論説文、随筆文とどんな文章でも読み解くことができるようになると思います。

 

ただ、鉄則の数が多すぎてケンタは不十分なまま中学受験を終えてしまいましたが。

すべての鉄則を身につけた上で文章を読むというのは、なかなか実行するのは難しかったですが、非常によい参考書です。

 

文章の読み方、解き方だけでなく、実際の入試問題を使って鉄則を使って文章を読み解く練習もできますし、差がつく重要語句なども載っていて持っていて損はない参考書です。

中学受験にとどまらず、これからの現代文にも対応できると思いますね。

漢字・ことわざ・慣用句などの知識はコツコツと!

 

SAPIXでは言葉ナビを使って、ことわざや慣用句などを覚えていくことになります。

漢字も含めて、何度も何度も小テストがあって繰り返すことになるのですが、やはり毎日コツコツと取り組まないと暗記できません。

 

算数の基礎トレと同様に、毎日こなす課題(日課)の中に入れて5分や10分程度は時間を取って取り組まないと、あの膨大な量の知識事項は身に付きません。

 

SAPIXって漢字もやたらと厳しく採点されますが、実際の入試でも学校によっては非常に細かく採点されるので、トメ、ハネ、ハライなどはきちんと覚えることをおすすめします。

6年の夏季講習での漢字テストは非常に採点が厳しいですよ!(校舎によるかもしれませんが)

 

それと語彙力も必要です。

わからない単語があまりにも多すぎると、何が言いたいのかを理解できずにチンプンカンプンでしょうから。

 

 

 

まとめ

 

国語の学習はおろそかにしないことをおすすめします。

放置していると、学年があがるにつれてますます読めなくなってきますから。

 

しっかりと国語学習の時間を確保して、国語が苦手なお子さんであれば、一緒に読解に取り組むと効果がでるように思います。

 

大人からすると当たり前でしょうと思うことでも、子どもにとっては理解するのが難しいということも多々あります。

そこを丁寧に取り組むことで少しずつ読み解く力が付いていくのだと思いました。

 

国語はなかなか成績があがりません。

あまり勉強しないのに、国語の成績が良いお子さんというのは、知らず知らずのうちに正しい文章の読み方(精読)が身についているのでしょうね。

 

ケンタは最後まで国語に苦しみましたが、塾で教える国語という市販の問題集や夏期講習中の課題であった有名中という過去問の家庭学習をしっかりと取り組んだことで、やっと国語の成績がまともになりましたが、良い成績にもなりませんでした(^^;)

他の教科の足を大きく引っ張らない程度にまではなったというレベル(笑)

 

 

本当に国語の成績をあげるのは難しいです。

今からは精神的に成長するだろうから、大学受験までにはもう少しは読み解けるようになることを期待します。

 

算数は中学受験の要。

SAPIXの算数の勉強方法についても記事にしています。

 

 

 

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