SAPIXの社会のテスト(マンスリーテストや組み分けテストなど)は、かなり難しいです。
ひどいときは、社会の平均点が30点台なんてこともありましたよ。
そこまで難しいテストをして、意味があるのか?
う~ん、よくわからないです。
途中入室して追いつくのに一番努力が必要だったのが社会と理科なのですが、特に社会は暗記事項が大量にあり、苦労しました。
SAPIXに限らず社会の勉強の基本は、授業で習ったことを1週間かけてコツコツと暗記していくことでしょうか。
サピックスの社会のテストはテキストに掲載されていないことも出る
社会という教科は日頃からニュースに触れ、自分で実際に旅行などで体験したりすることで興味がもちやすくなります。
小学生でも読みやすい子供新聞をさりげなくリビングに置いておくと、読んでくれるかもしれませんよ~(^-^)
無理強いしないことが大切ですけどね!
それに、みんなあんまり言わないけど中学受験する家庭はこっそりと家庭教師つけてたり、子供新聞を購読していることが多いんですよね(笑)
我が家でも子供新聞を購読するときに、いくつか取り寄せてみました。
- すべての漢字にひらがなつき
- 時事ニュースがわかりやすく解説されている
- 中学受験情報だけでなく、大学受験を見据えたニュースもある
内容は簡単ではないけれども、中学受験するような子供だったら知っておいた方がよい知識が盛りだくさんなんですよね。
いわゆる机上の勉強だけでなく、日々活字に触れることで知らず知らずのうちに知識を吸収していけるのが子供新聞の良いところ。
親子で一緒に読むのがおすすめです!
\中学受験は幅広い知識があると有利!/
いろんな体験をしよう!
5年生前半頃までの保護者会でいわれていたのが、いろいろな所に連れて行って実際に体験させてください。ということでした。
関東在住であれば、甲府盆地の扇状地を実際に見に行くとか、世界遺産を見てまわるとかですね。
社会は写真で見るだけでなく、実際に体験することも重要なのでしょう。
”もっと知りたい”もきちんと読んで頭に入れておく
マンスリーテストではテキストに載ってないことまでテストに出ていました。
先生によっても違うのだろうけど、実際の授業ではテキスト全てをやることはしません。
授業で扱わないところは、家庭学習で対応する必要があります。
SAPIXのテキストはプリントなので、ファイリングしているとはいえ、以前に習った単元を再度調べたいというときに探し出すのが非常に面倒で時間がかかります。
そんなときに、1冊まとまった書籍があると便利ですよ。
ただし、SAPIXの社会のテキストの方が詳しいです(^^;)
でも、ちょっと調べたいというときには役立ちます。
社会のテキストの裏面には、”もっと知りたい”という発展的な内容が書かれていることがありますが、ここもきっちりと理解して暗記しておきましょう。
”もっと知りたい”の内容も当然ながらテストに出たりしますよ。
地理はとにかく白地図をさっさと頭に叩き込む
地理はとにかく白地図トレーニング帳をやり込みましょう。
テストには毎回何問かは出ますよ。
我が家では朝学習(学校へ行くまでに取り組む課題)のときに少しずつ、やっていました。
阿武隈川とか、間違いやすい漢字もあるので注意してくださいね。
こちらの記事では、中学受験での白地図の覚え方について書いてあります。
楽しみながら地理を勉強するお助けアイテム:都道府県の持ちかた
都道府県の形も暗記する必要があります。
県境なども記載されない状態でテストにでてきますよ。
都道府県の持ちかたは文庫本なので持ち運びが簡単だし、すっごく面白いですよ(笑)ケンタが大笑いしていたのは、岩手県の形のところ。
あまりにも衝撃的すぎて岩手県の形は忘れないと思います。
暗記するときは勉強っぽくしないで、楽しみながらだと本当に知らないうちに覚えてしまってますから、バカリズムさんの都道府県の持ちかたはかなりおすすめです。
合格する授業シリーズの地理は単なる暗記で終わらせない参考書
ケンタが受験するときにはまだ出版されていなかった参考書ですが、合格する地理の授業 日本の産業編はとてもよさそうに思いました。
今まで色んな中学受験の参考書を見てきたけど、合格する地理の授業はとてもよいと思いました。
地理のポイントがよくまとめられている上に、さりげなく実際の論述形式の入試問題が載せられてあるんですよ。
6年生になっていきなり論述形式の社会の問題が出てくると面喰いますが、合格する地理の授業には○○を説明しなさいといったものや、どうして××になっているのか考えてくださいといったものまで載ってあるので、単なる暗記で終わらせない点が素晴らしいです!
4年生のときから、どうして?と考えるクセをつけておくと6年生の模試などで出てくる論述系の問題にも対応しやすいと思いました。
ジーニアスという塾の先生が執筆していますし、授業形式なので読みやすいというのもおすすめな点です。
楽しみながら地理を勉強するお助けアイテム:都道府県地理カード
SAPIXが出版しているカード式の都道府県地理カードも、4年生くらいだと勉強感がなく遊びながら覚えるのに向いています。
地理の基本的な重要事項が覚えられますよ。
楽しみながら地理を勉強するお助けアイテム:四十七大戦(地理マンガ)
都道府県を擬人化したバトルマンガで、かなり人気があるようです。
各都道府県の名産品や歴史、名所についても触れられていて地理学習にもつながりますし、勉強のときの息抜きにおすすめです。
歴史は歴史マンガで楽しみながら流れをつかむ!合格する歴史の授業もわかりやすい
最近は学習漫画は大流行りですね。
本屋さんにいっても、数多くの歴史マンガが並んでいます。
ケンタが読んでいたのは、角川の歴史マンガ。
角川の歴史マンガのメリット&デメリット
角川の歴史マンガシリーズは、ソフトカバーなので大変読みやすいです。
最初に買ったときは近現代史のところの内容が薄く、イマイチかなぁと思ってたけれども、その後、近現代史のみ4冊が追加で出版されました。
他の出版社の歴史マンガは持っていないので、比較することはできないのだけど、内容的には角川の歴史マンガでも中学受験には十分すぎるくらいでした。
ちょっと残念だと思ったのが、巻ごとに漫画家さんが違うのでちょっと戸惑います(^_^;)
たとえば、2巻にわたって登場する西郷隆盛とかは巻によって顔が違うんですよね。
同じ人物の場合は、顔くらいは統一してほしかったなぁと思います。
角川の歴史マンガのメリット
- ソフトカバーで読みやすい
- 小さいサイズで持ち運びがしやすい
- 歴史の流れを知るにはとても良かった
角川の歴史マンガのデメリット
- 同じ登場人物でも巻ごとに漫画家が違うので、顔が異なって最初は戸惑う
お子さんの好き好きもあるだろうし、歴史マンガは本屋さんで実物を見てから購入するといいかもしれません。
合格する歴史の授業もわかりやすくておすすめ
地理のところでも書きましたが、合格する授業シリーズはかなりわかりやすいです。
歴史が苦手でも授業形式で面白おかしく書かれているので、スーッと頭に入ってくるでしょう。
イラストも多用されているし、よくまとまっているので歴史漫画よりもわかりやすい気がします。
歴史の重要語句のチェックには年表トレーニング帳がおすすめ
SAPIXの歴史では年号を問われるような問題は出題されずに、並び替え問題がテストにはよく出ます。
だから、年号暗記は必須ですよ。
6年生になると、年号暗記テストがありますからさっさと覚えてしまうと後がラクになります。
でも、注意点があります。
もっともっと年号は覚える必要がありますよ。
ケンタはSAPIXの年表トレーニング帳―歴史をやってました。
公民は6年生になってから
公民は6年生になってから初めて習います。
公民は語句が難しいと感じるので最初は大変でしたが、暗記すればよいだけなので6年生の後半になると公民で点が取れないと厳しいです。
時事問題はこども新聞を活用しよう!
普段から新聞を読む習慣がついていれば何も問題はないのですが、読まない子供も多いですよね。
そんなときは、小中学生用の新聞を利用してみてはいかがでしょう。
我が家の経験では、社会の時事問題だけでなくて語彙力のアップにもつながった気がします。
朝日小学生新聞は毎日届くので片付けが面倒なんですけどね~。それに、読んでない日もあったけど…。
小学生でもわかるように簡単な言葉で説明されていますし、図やイラスト、マンガを用いているので読みやすいです。
今は、日曜日にサバイバルシリーズ(学習マンガ)が連載されているようです。
6年生の過去問で忙しい時期に急に詰め込むよりも、日頃からニュースに触れておくと入試直前の貴重な時間に時事対策に時間がとられずに済みます。
我が家でも子供新聞を購読するときに、いくつか取り寄せてみました。
- すべての漢字にひらがなつき
- 時事ニュースがわかりやすく解説されている
- 中学受験情報だけでなく、大学受験を見据えたニュースもある
内容は簡単ではないけれども、中学受験するような子供だったら知っておいた方がよい知識が盛りだくさんなんですよね。
いわゆる机上の勉強だけでなく、日々活字に触れることで知らず知らずのうちに知識を吸収していけるのが子供新聞の良いところ。
親子で一緒に読むのがおすすめです!
\購読していると時事問題の特別な対策は不要/
SAPIX社会の勉強法のまとめ
SAPIXの社会のテストは難しいですが、頑張ってください。
とにかく、配られたテキストをしっかり復習して暗記することが大切です。
まぁ、デイリーチェックテストやコアプラステストで良い点が取れても、マンスリーテストの難しい問題は解けないですけどね。
4年生、5年生で多少のとりこぼしがあっても、基本的なことはしっかりと頭に入れておけば、SAPIXはスパイラルで何度も同じ単元が出てくるので、次第に覚えられるようになってくると思います。
5年生からは、コアプラスはしっかりと毎日取り組んでくださいね。
コアプラスに載ってる写真はテストでも何回も出てきてましたよ。
コアプラスは入試直前まで何回も使いますから、最後はボロボロです。
あまりにもボロボロになったので、もう1冊買い直しました。
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