この記事を書いているのは10月ですが、1回目の学校別サピックスオープンはほとんどの学校で実施済みでしょう。
第1回の学校別サピックスオープンは9月の3連休の祝日に実施されることが多いですが、過去問をやり始めてまだ2週間~3週間ほどです。
相当前から準備しておかない限りは、やっと志望校の出題傾向がわかり始める時期ですよね。
十分に出題傾向に慣れているお子さんと、まだ1年分しか過去問をやってないようなお子さんでは差がついても仕方ないとも言えます。
だから、第1回の学校別の判定が予想以上に判定が悪かったとしても諦める必要はないし、あまり気にしなくても大丈夫です。
志望校の学校別サピックスオープンは必ず受験しよう!
9月に実施される第1回学校別サピックスオープンの信頼性はどのくらいかはわかりません。
でも、受験者が志望者ばかりの中での自分の立ち位置を確認できるテストなので、絶対に受けた方がいいです。
学校別サピックスオープン実施校
難関校は学校別サピックスオープンが実施されますので、志望校の模試があるのであれば必ず受験しましょう。
サピックスへ通ってなくても、母集団(志望者)の中にはサピックス生も大勢いるでしょうから、立ち位置を確認するにはよい機会です。
男子は16校、女子は10校です。
学校で受験できる場合もあるので、申し込み開始日は必ずチェックして学校で受験できるようにしてください。
【男子】学校別サピックスオープン実施校
- 麻布
- 栄光学園
- 開成
- 慶応湘南藤沢(1回のみ実施)
- 慶応中等部
- 慶応普通部
- 駒場東邦
- 渋谷渋谷(1回のみ実施)
- 渋谷幕張(1回のみ実施)
- 聖光学院(1回のみ実施)
- 筑駒
- 灘(1回のみ実施)
- 武蔵
- 早稲田
- 早稲田実業(1回のみ実施)
- 早大学院
【女子】学校別サピックスオープン実施校
- 桜蔭
- 慶応湘南藤沢(1回のみ実施)
- 慶応中等部
- 渋谷渋谷(1回のみ実施)
- 渋谷幕張(1回のみ実施)
- 女子学院
- 豊島岡(1回のみ実施)
- フェリス
- 雙葉
- 早稲田実業(1回のみ実施)
※詳しくはサピックスのHPで確認してください。
学校別サピックスオープンの判定資料は参考になる
学校別サピックスオープンの判定資料はとても参考になりますよ。
過去の受験生がどのくらいの成績で合格しているかなどの資料がもらえます。
合格判定は気になるでしょうが、それよりも弱点分野の洗い出しと、正答率の高い問題を落としていた場合は間違い直しをきちんとやりましょう。
学校別サピックスオープンは予想問題といってもいいので、しっかりと取り組んでくださいね。
問題が的中する場合もあるようですし。
学校別サピックスオープンの判定は気になる?
やっぱり学校別サピックスオープンの判定は気になりますよね?
でも、学校別の判定よりも学校によっては合格力判定SOの方が重要らしいですよ。
素人の私からすれば、問題が簡単な合格力判定SOの結果よりも、出題方法や傾向が同じの学校別SOの方が重要なのでは?と思うんですけどね。
入試問題はかなり学校の特徴が表れるのだけど、Bタイプとよばれる記述が多く難問が多いとされる麻布や栄光などの特徴的な入試問題を出題する学校は学校別SOの方が重要でしょう。
9月の時点での学校別SOの判定はあまり気にしないように。
合格可能性80%出ていても、気を抜くと残りの4か月であっという間にライバルに抜かれますよ。
逆に20%の判定でも、死ぬ気で勉強すれば4か月もあるので合格するかもしれません。
特に、今まであまり勉強してこないで、基礎が穴だらけのお子さんならここからの頑張りで逆転も狙えるでしょう。
直前期は特に男子はよく伸びるといいますし。
12月中に模試も全て終わっているので、実際に伸びたかどうかを知る術は何もないのですけどね。
さすがに11月の学校別SOの結果は気にせざるをえませんから、第1回の学校別が悪かったら第2回までに出題傾向の把握や弱点を克服しておくなどの対策は必要です。
11月は受験校決定の面談もあることですし、合格力判定SOの結果も3回分は出てますから、受験しても大丈夫なのかどうかの判断材料になるでしょう。
学校別サピックスオープンについてのまとめ
第1回の学校別SOが悪くても、9月実施ならあまり気にしなくても大丈夫。
結果は良い方がいいけど、油断するのはよくないですから。
第1回の学校別は学校の出題傾向もしっかりと把握できてない人もいるでしょうし、時間配分についてもまだ慣れていないころ。
悪かった場合は第2回でしっかりと結果を出せるように対策してください。
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