中学受験の過去問のスタート時期は塾によって違うかもしれません。
でも、たいていは9月頃からスタートするのではないでしょうか。
9月中には学校別の模試を実施する塾もあるので、学校別模試を受ける前に最低でも1年分は解いておきたいところ。
問題の形式に慣れる、解答欄はどんな感じなのかを確認する意味でも重要です。
国語の場合、記述問題はマス目がある学校やマス目のない学校などいろいろですし。
過去問はどうやって進めていったのかを振り返ります。
中学受験の過去問は何年分解くの?
中学受験の過去問は何年分解くのがよいのでしょうか?
これは、志望校の志望度合いによって違ってくるでしょう。
第一志望なら、過去問1冊は必ず全部解くのは必須。
場合によっては、さらに古い過去問を中古などで手に入れて追加で解く人もいます。
何年分の過去問を解くのかの目安(冬期講習までに過去問はやり終える)
- 第1志望は1冊全部
- 第2志望は5年分
- 第3志望は2年分
- 第4志望以下の学校でも、行く可能性のある学校は1年分はやる
- お試し受験の学校も1年分はやる
受験校が多い場合は、全ての過去問を解くのは難しいかもしれません。
その場合はサピックスから指示されていたように、志望度合いによって解く年数を調整すればいいでしょう。
ケンタの場合は、受験校数が少なかったので掲載されている過去問は全て解きました。
お試し受験校は2年分解きました。
ちなみに、お子さん4人すべてが東大理3に合格した佐藤ママの三男さんは、成績が安定しないために19年分の灘中の過去問を解いたそうです。
19年分の過去問ってすごいですよね。
しかも、国語以外の教科(算数と理科)は4回繰り返したそうです!
佐藤ママの本には、19年分の過去問の取り組み方なども書かれているので、参考にされてみるといいかと思います。
中学受験の過去問は新しい方からやるの?
中学受験の過去問の進め方って人(塾)によって違うかもしれません。
また、教科によっても違うかも?
社会はあまりに古いと意味がないから解かなくていいと言われたりしますけど、我が家は全部解きましたね。
別に古い年度の過去問でも時事問題以外は支障はなかったです。
過去問は新しい方から解くか、古い方から解くかは人による
サピックスから言われていたのは、新しい方から解いてくださいということでした。
もしかしたら、科目によって違ったかもしれません。
新しい方から解く理由
- 時間切れになると困る
- 大学入試改革のため、出題傾向が変わりつつあるから
- 途中でくじけると困るから
早いペースで過去問を進めていけるなら、古い方からやってもよいという感じでした。
ケンタは古い方から順にやりました。
そう、サピックスの指示通りにやってません(笑)
古い方から解いていく方が、問題の特徴をとらえやすいと考えたから。
入試問題は学校によって、やっぱり個性はありますよ。
それに、新しい年度になるにつれて、点数が上がってくる方が合格へ近づいたと思えますよね?
精神的なものも違ってくると思うのです。
過去問を終える頃に、去年だったら合格してた!!って思える可能性が高い方がよいですし(笑)
過去問の採点は厳しめにつけること
過去問を家で採点するときに心掛けていたのが、厳しめに採点することです。
厳しめに採点しても合格ラインを超えていると、少しは安心できます。
国語の記述問題なんて採点基準は学校ごとに異なりますよね。
サピックスの先生も採点してくれるのだけど、どこまでその学校に対応した採点をしてくれているのかは疑問ですし。
疑ってごめんなさいって感じですが(^^;)
それと、過去問の解答はおかしいんじゃない?っていうのもありました。
そこはサピックスの先生にもしっかりと確認しましたよ。
国語の過去問はほとんど親も解いた
ケンタの受験校の過去問の国語は、ほとんど私も解きました。
そうすることで、記述の採点がしやすくなりましたよ。
お互いの意見を確認し合えますし。
どういう根拠で書いたのか?とか、この要素は絶対に必要でしょうとかね。
ケンタが国語が苦手だったというのも、私が過去問を解いた理由のひとつです。
親も問題を解いていると、どこがきちんと読めてないのか、などを把握しやすいです。
漢字の採点は親がチェックしてあげることをおすすめします。
トメ、ハネ、ハライが不十分なのに、丸をつけてたなんてこともありますから。
学校によっては非常に厳しく漢字の採点をされますから、サピックス方式で厳しめに採点することをおすすめします。
記述問題については、田代先生の書籍が非常におすすめです!
子供の記述のどこをどう直せば、よりよい解答になるか?がわかるようになります。
過去問の取り組みについてのまとめ
過去問の取り組みについては塾に従いましょう。
受験する学校が多いと過去問をやるだけでも非常に時間がかかりますが、頑張ってください。
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